５月２９日から新しくスタートした、東京ディズニーランドのイベント【ワンス・アポン・ア・タイム】。

最近、よく聞く『プロジェクション・マッピング』と言うものですが、CGとプロジェクターのような映写機器を用いて建物・物体・空間などに映像を映し出す技術を言います。いわゆる空間演出です。車やお寺などを使っての映像は見たことがありますが、東京ディズニーランドでは、なんとシンデレラ城でやっちゃいます!　ってことなんです。
東京ディズニーランドのシンボルが、どのように変わるのか・・・期待しつつも、大混雑を思うとちょっとためらいつつ、行ってみました。

春のイベント【ディズニー・イースター】も終盤ではありましたが、イースターバニーやエッグ・ミッキー、エッグ・C3PO、エッグ・バズなどあちこちでお出迎えしてくれ、カワイイのなんの♪　気分も盛り上がります。
ポップコーンバケツを買わない主義の我が家でしたが、エッグ・ミッキーのバケツを並んで買ってしまいました。

さて、お目当ての【ワンス・アポン・ア・タイム】は一日2回、２０：５０～と２１：４０～（７月７日まで。７月８日～７月３１日までは２０：３５～と２１：３５～。８月以降は未定☆公式スケジュール参照）で、各２０分ほどの上演です。エレクトリカルパレードに続いてのショーなので、ウォルト・ディズニー氏と手をつなぐミッキー像の裏辺りの特等席は３時間も前から陣取る方々もいました。
でも、ショーが始まる前には全員立つことになり、結局はシンデレラ城に近い方がベストかな・・・とも感じました。

嬉しいことに、一番の特等席であるシンデレラ城前の中央鑑賞エリアで観られる『座席指定券』があります。これはすべてイス（ベンチ）席で、子供にもお年寄りにもありがたいもの!　抽選となっていて、パークオープンから各回ショー開演時間３０分前まで、トゥモローランド・ホールで行われます。一日１グループにつき１回で、全員のチケットが必要なのでご注意を!　抽選の発券機が何台もあるからそんなに待たないし、開演直前まで出来るし、のんびり行きたいところですが座席に限りがあるのでやはり早めにとっておくことをオススメします。（注;３歳以下の子供は保護者の膝の上になります）
ちなみに、座席指定シートの前で写真を撮ったので、ご参考までに。。。

抽選にはずれたら、潔く、良い席でひたすら待ちましょう。「遠くからの方がよく見えるかも」なんて言う人がいましたが、それは難しいと思いましょう。

我が家も、シンデレラ城前のパレードが通る道より城寄りにいましたが、とにかく人がどんどん前に迫ってきて窮屈な中、前にいるのっぽの学生らしき集団に阻まれ、ほとんど下の部分は見えませんでした。
でも、近いので細かい映像がよく見えました。確かに、遠くから見た方が全体的に見えるかもしれないけれど、細かいところはどうかなぁという感想です。
エレクトリカルパレードはあきらめ、座席指定シートの後ろに早くから陣取るというのもアリでしょう。とにかく、なんといってもオススメは『座席指定券』をゲットすること、でしょうね。

学生らしき人が「ワンス・アポン・ア・タイムって、どういう意味?」なんて話していましたので説明をタイトルにしましたが、「昔、むかし・・・」と言う、おとぎ話のはじまりの常套句です。ディズニー映画【美女と野獣】のミセス・ポットが息子のチップに、おやすみの前におとぎ話を優しく語りかけるところから始まります。

『浮かび上がるのは、物語とあの日の思い出』・・・ピノキオ、アリエル、シンデレラたちが、美しい音楽とともにお城に映し出されます。ラプンツェルの印象的な灯籠を飛ばすシーンやトランプの兵隊に追いかけられるアリス、空を舞うピーターパンとウェンディたちなど、うっとりあり、ドキドキあり、花火やレーザービームも華やかに空を彩り、物語をいっそう盛り上げてくれます。

最後は、ハラハラして・・・めでたし、めでたし♪　となるのですが、ディズニー映画のヒロインやヒーローたちが次から次へと登場し、本当に、まるで絵本を読んでいるようでワクワクします。子供たちも、最後まで釘付けでした。

プーさんからアナ雪まで、誰もが「わぁ!!」と思わず歓声を上げたくなるような珠玉の一コマ一コマが織りなす幸せなひとときを、ぜひ楽しんでください。
なお、ミッキーや仲間たちは出てきませんのであしからず。。。